福寿寺の由来と概要

①福寿寺の由来第14代住職 三谷良源

  古文書によると福寿寺の名の出てくる始まりは室町時代
康暦元年(1379)であります。元中元年(1384)には三宅村の
領主・中尾修理太夫様が青木山に羽黒権現を勧請して、これ
を守護神として祠り、あわせて福寿寺を祈願所として尊信した
といわれています。

   戦国時代は織田信長により各所で寺が焼かれたりして、仏
寺は人の顧みるところとならず、福寿寺は住職不在の時代も
長く続きました。

  昭和25年、三谷良源師(現住職・矢橋奉源の祖父)が福寿寺住職となり、寺の再興がなされ、三重県はもとより,名古屋、岐阜、京都、大阪、関東など信徒の数は全国的に広まっていきました。                                                         

   

                                                        
②建築物 7条袈裟 矢橋源照

  江戸時代の延宝4年(1676)に旧観音堂が建築され、明治四十一年には
大きな改築がなされました。
  昭和の40年代、矢橋源照住職により、山門、護摩堂、地蔵堂、神殿、書院
庫裏などを新築し、本堂の増築と屋根を銅板にするなど大改築となり、仏教の
聖地インドから白衣十一面観音を取り寄せました。
  平成14年に源照住職逝去にともない矢橋奉源が住職となる。
   平成22年には信徒の皆様のご寄進により梵鐘が建設され、年末の年越
の夜には、多くの参拝客が除夜の鐘を鳴らしていただきます。

 

③御本尊

  御本尊は聖観音で鎌倉時代の作といわれ、毎月十七日には御開帳され、
優美なお顔と荘厳なお姿がご覧いただけます。
    また阿弥陀如来、大日如来、十一面観音をはじめ、三十三観音、文殊菩薩、
不動明王、地蔵菩薩,、薬師如来、阿修羅像、など歴史ある多くの仏像が安置
されています。

④参拝日梵鐘

  毎月6日7日16日17日26日27日が参拝日とされており、昔から、病気が治る
観音さんといわれて、地元県内はもとより、愛知、岐阜、京都、大阪など遠方か
らの参拝客も多く、車のお祓いや加持祈祷、各種の相談事、そして出張による
加持祈祷、地鎮祭、商売繁盛祈願、船舶の海上安全祈願などを行っています。

 加持祈祷とは所願成就や病気災難などを祓うために印を結び真言を唱えて行う
祈祷のこと、

⑤護摩大祭

  大きな行事としては、3月と8月に大護摩大祭が行われ、藤波護摩1 低解像度
比叡山から千日回峰行者・藤波源信大阿闍梨などの名僧を
招待し、厄除開運、無病息災、健康長寿、先祖供養、当病平
癒、商売繁盛、豊作祈願などを御祈願いたします。

  護摩祈祷は、不動明王が安置されている護摩堂において
護摩木という特別な薪を焚いて、諸所の願いを成就する為に
祈る天台密教の修法で、祈願者様の願いがつつがなく授受
致しますよう念じられます。